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新入荷のおすすめシャンパーニュ「Pierre Callot Brut Roe Diversite」のご案内です。
日本ではなかなか手に入りづらいカロの作るロゼシャンパーニュです。
こちらのワインは店頭でのテイスティングも行なっております。(¥1,100/glass)
是非お立ち寄りください!
※ご購入、お問い合わせはcontact@thewinegallery.co.jpもしくは03-6447-2244まで

Champagne PIERRE CALLOT
Brut Rose Diversite N.V.

生産者:Pierre Callot  
生産年:N.V. 
セパージュ:Chardonnay, Pinot Meunier 
当店販売価格:¥7,500

生産者について
Pierre Callotはコート・デ・ブランのアヴィズ村に本拠地を置く歴史あるR.M.で、その栽培する
葡萄の大半をボランジェに販売しており、そのクオリティの高さには定評があります。

テイスティング・コメント
不自然なまでに鮮やかなオールドローズカラーは飲む前に複雑な心境を感じる。

香りには色からは想像も出来ない程ナチュラルで溌溂とした幾種類もの小さな赤い果実が溢れる。
スグリ、チェリー、ザクロ、それにイタリア南部産のレモンの皮を思わせる甘いニュアンスの
香りがフィニッシュとなる。

いつもそうだがこの蔵のシャンパンの泡はキメが細やかで、ふわりと仕立てた生クリームの様に
大変心地よい。一つの特徴と言える。

Brutとあるが通常のSecに近い程の甘口である。酸は控えめだが決して不快なベタつき感や重たさは
一切感じられず、むしろそれが全体を優しく纏め、一つの調和を生み出している。炭酸による刺激は
ほとんど感じられなく、溶け込んだ細かな泡の粒が舌の上に乗り、口の中いっぱいに広がる時、
その味わいはまさにAdagietto(ゆったりと満ちて行く)と言って良いだろう。

一つ残念なのは、余韻には特筆に値するものを探すのが難しかったことだ。比較的短く、特徴を
残さないがゆえに酸、タンニン、糖、酵母臭などのナーバスな要素も一切感じられない。
全体的に軽やかで、ある種のリズム感を伴う雰囲気が優しい気持ちへと導いてくれる。
最近にしては
珍しく洒脱なシャンパンであった。
                            Chairman Sir Raymond Fleming

お寿司に合わせてみたところ・・・
Diversite=多様性ロゼと名付けられているこのロゼシャンパン。寿司屋のつまみ数皿との相性は
とても
良かったです。特に大ぶりの台湾カラスミのねっとりと生っぽい食感と柔らかな塩味、
魚卵独特の風味には、シャンパンが邪魔をしないどころか、食材の後味の余韻を見事に包み込み
そして解放させ、華やかに一体となりました。本来ならば合うべくもないはずの両者の良き出会い
となり、
他の料理との相性=文字通り「多様性」も探る楽しみを与えてくれました。

これから何かとイベントの多い年末年始、鮮やかなロゼのシャンパンは、きっと様々なシーンに
華を添えてくれるでしょう。