IMG_0592

2018年上半期:究極のワインへの入口 第2回

「 Gentaz-Dervieuxと幻のローヌ」

開催日時: 2018年2月4日(日曜日) 15:00~17:00
会  費: ¥150,000(税込)
定  員: 8名様ああああああああああああ

コート・デュ・ローヌは南北に200km。大きく北部と南部に分けられるがこの二つの生産地のワインを同じく
ローヌと言ってって良いのだろうか、と言うほどに性格の違いが見られる。北部はロティ、エルミタージュ、
注目の生産者によるコルナス等、シラーから造られる赤ワインに、グリエやコンドリューと言ったほんの一部の
優れた白ワインが出来る。この地は川沿いに急斜面の段々畑。一方南部はシャトーヌフ・デュ・パプの他に見る
べきものがない乾燥した石灰質土壌の平野。伝統的に多品種の混醸もしくはグルナッシュの素晴らしいものが
造られる。

さて、ローヌにおいて最も重要なのは原産地よりも生産者ではないだろうか。
この辺りにローヌとブルゴーニュ・ラヴァーの接点があるように思われる。

ラヤス、ボノー、ボーカステルのペラン。コルナスのコロンボやクラープの存在も忘れてはいけない。ロティに
はシャーヴ、このところ目覚しい進化を遂げたロスタン、そしてかつてこの地で伝説的なコート・ブリュンヌを
造っていた、あのジェンタツ=デルビューのマリウスがいた。今回はジェンタツにスポットを当てて、素晴らしい
ローヌはこんなにも表情豊かで優しく夢心地なワインであることを知ってもらいたいと思う。
幻のジェンタツを心ゆくまで楽しんで頂きたい。

※本会はお食事のご提供はありませんがお口直しのパンをご用意致します。


テイスティングワイン

  1. 1990 Henri Bonneau Chateauneuf-du-Pape Cuvee Marie Beurrier ( 当店販売価格¥118,000)
    一昨年世を去ったアンリ・ボノー。昔ながらの造りにこだわりその生産方法には決まり切ったやり方がない。
    出来上がったワインを幾多の樽で熟成させ(その樽の大きさも形もまちまち)自身が試飲を重ね出荷時期や
    キュヴェもその時に決めると言った破天荒さ。グルナッシュ主体の少量生産で全てのキュヴェを合わせても
    年産3000本ほど。1990年はボノーにとって殊の外特別な年になった。
    ああ
  2. 1989 Chateau Rayas Chateauneuf-du-Pape(当店販売価格¥235,000)
    先代のジャック・レイノー全盛期。畑に転がる石を全て取り除き、ワインに冷涼な雰囲気を求めて造ること
    を始めた独創的な生産者。溢れんばかりの果実感、複雑でありながら軽やかな継ぎ目のない味わい、全体に
    柔らかく可憐なおもむき。グルナッシュ100%からなるこの最上キュヴェは紛れもなく南部最高峰。
    C
  3. 1978 Jean-Louis Chave Hermitage(当店販売価格¥240,000)
    15世紀から続くドメーヌは現在16代目、このワインは先代ジェラールの造り。
    土壌の性質の異なる6〜7区画のワインを別々に仕込み試飲により最終的にアッサンブラージュする。
    年2000ケースほどの少量生産のエルミタージュはシラー100% 。この地の頂点を極め続ける造り手、究極の
    ヴィンテージのシャーヴ。
  4. 1989 Gentaz-Dervieux Cote-Rotie Cote Brune(当店販売価格¥450,000)
    現存しないドメーヌは幾多あるが、ここまで情報が皆無なところも珍しい。
    1952年に設立されたらしいがジェンタツの祖父の代からの奇跡的に素晴らしい畑を受け継いだ。コート・
    ブリュンヌはそのほとんどがムーリンヌの畑、他にもランドンヌ、トゥルクと名付けたギガルのフラッグ
    シップの区画もこのドメーヌが持っていたそうだ。今回のワインはマリウスが1964年に引退した後、土地の
    親戚筋が細々と造っていたほぼ最後のワイン。ルネ・ロスタンはここの親戚。ドメーヌ名はマリウス・ジェ
    ンタツと従兄弟のアルベール・デルビューから。


    あああああああああああああああああああああああああああああああaaaaあChairman Sir Raymond Fleming
    ああああああああああああああああああああああああああああああaaaaああああああTHE WINE GALLERYお申込方法
    お名前とお電話番号を明記の上、参加ご希望の旨を contact@thewinegallery.co.jpまでメールにてご連絡ください。