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本物のワインへの入口 第6回

「 〜本物の飲み頃とは〜 オールド・ルロワと’61サンテミリオン」

開催日時: 2017年4月16日(日曜日) 15:00~18:00
会  費: ¥25,000(税込)
定  員: 7名様

 ※本ワイン会は定員に達しましたので募集を締め切らさせていただきました。

あああああああああああああ

今回のワインは全て、最も美しいと感じる熟成のピーク。ワインが大輪の花を咲かせるには然るべき
時が必要であり、最優良収穫年のものだけが長い熟成に耐える事ができる。熟成の具合はそのワインの
畑の格、収穫年、醸造方法、貯蔵環境等により様々である。優れた生産者は天候が思わしくない年に
テロワールの特徴を上手く表現すると言われるが、ワインの出来栄えは神が微笑んだ年のみに限る。
では良いヴィンテージのものはテロワールの特徴が現れていないのか?そうではない、良い年は
収穫前段階で葡萄が成熟し厚い果皮に覆われ糖度、酸度ともに理想のバランスを保つ。様々な条件を
克服し収穫を迎える頃に、雨がなく乾いた気候のもと無事に摘み取りが行えれば成功の年と言って良い。
但し、葡萄の質と収穫量は別の問題で様々な結果が生産者を待ち受ける。偉大な収穫年のワインは
テロワールの特徴が現れるのにある程度の時を要するのである。

収穫年の良し悪しはワインに対してではなく葡萄の出来によるもの。小さなヴィンテージは早く飲めるが
長い熟成には耐えうるものが少なく、反対に偉大な年は長期の熟成後に初めてその進化を発揮するも
若いうちには固く閉ざされていて良さが分かりにくいと言うことがある。ヴィンテージの性質を理解
した上でそれぞれの飲み頃になったワインを飲む事は愛好家の最大の楽しみでもある。畑、ヴィンテージ、
生産者、この3つの要素の組み合わせを念頭に置きながらテイスティングを進めたいと思う。
時の恵みが皆様に幸せを運ぶ事を願って。


テイスティングワイン

  1. アペリティフをブラインドで
    あああ
  2. 1992  Verget   Chassagne-Montrachet  1er Cru  Les Champsgains(当店販売価格¥25,000)
    8月の気温が高く、コートドボーヌでは熟れたシャルドネが収穫できた年。
    酸のバランスが懸念されたが、素晴らしい生産者のものは今が頂点にあるだろう。
    あああ
  3. 1978  Henri de Villamont  Chambolle-Musigny  1er Cru(参考商品)
    ネゴシアンで有名だが10ha程の畑を持つドメーヌでもある。非常に難しく収穫量が少なかったが、
    結果的に偉大な年となった。伝説のヴィンテージである。
    あああ
  4. 1971  Maison Leroy  Pommard(当店販売価格¥95,000)
    コートドボーヌでは8月に酷い雹に見舞われ、この年も生産者が手にした葡萄はわずかだった。
    私のこの年の印象は熟成に大変時間のかかった素晴らしい年。
    ああn
  5. 1961  Chateau Beausejour  St.-Emilion(当店販売価格¥76,000)
    歴史的なヴィンテージである。最初は多い雨に悩まされたが8月の乾燥と9月の理想的な天候が
    例外的な年にした。ボルドーでは小さい7haの畑からわずか3万本余りの出荷にとどまる。
    1990年の快挙が記憶に新しいがこの年のものはどうだろうか。
    右岸の中でも特に熟成に時間のかかるワインだと言われていた。

ああああああああああああああああああああああああああああああああChairman Sir Raymond Fleming
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああTHE WINE GALLERY